究極のヒューマノイドを目指して。

伊東 信之 (2007 年度機械B進学 稲葉・岡田 研究室所属 修士課程 2年)
ひとこと

はじめまして!機械情報工学科出身で,現在情報理工学系研究科知能機械情報学専攻の修士2年の伊東信之です。 中学生の頃からロボットが大好きで、ずっとこの学科に進学したいと思っていました。 当時から秋葉原に通って電子回路やモータをいじっていたギークな人でした(笑) 稲葉研究室でのヒューマノイドの研究開発もかれこれ3年目に突入しています。

人間のような複雑なロボットを開発したい

 筋骨格型ヒューマノイドと呼ばれる、人間が筋肉で体を動かすようにワイヤをモータで引っ張ることで体を動かすロボットの研究開発を 行っています。特に人間と直接触れ合う手や腕に興味があって、現在も新型の開発中です。

 ”人間に似せること”をコンセプトにやっているのですが、人間の出来のよさに泣かされる毎日です。 一緒にキャッチボールをしたり、重い荷物を持ってくれる、そんなヒューマノイドが造れればいいな、と思っています.

人間の身体に近づけるのは本当に難しいですね。

活気ある研究室

 みんなでしゃべれる雰囲気がとても気に入っています。

 研究には広い知識と視野が必要になるので、一人でテーマ内容や 方針全てを決めていくのはなかなか難しいものです。 私自身も、設計やプログラミングが煮詰まってくると どうしても超えられない壁にぶつかって悩んでしまうことがあります。 そんなときに、先輩後輩関係なく、それぞれ違う意見をもった仲間達としゃべっていると、 いい解決策やアイディアが出てくるので研究を楽しみながら進めることができます。

 あ、でも時間にルーズな人が多いのは問題かもしれませんね(笑)


ロボットのことになると皆つい熱くなってしまいます。

何事にもチャレンジしてみよう!

 私は自分達の手でロボットを作ることができる、というのが魅力で進学をしました。 ロボットを作ろうと思ったらとても幅広い知識が必要になります。 プログラミング、電子回路設計、機械設計、すべてが集まって初めてロボットになります。

 当然、今すべてを知っている必要は全くありません。最初はわからないことだらけだと思います。 一番大事なのは広い好奇心をもって恐れずチャレンジすることだと思います。