昆虫のように巧みな衝突回避を行うロボットの実現。


白松 大祐 (2007年度機械B進学 神崎・高橋 研究室所属 修士課程 2年)

ひとこと

進学振り分けに臨むにあたって、自分のやりたいことがはっきりしない人もいるかと思います。そういう時は、とにかく色々な学科の情報を集めてみてください。そうすればきっと、「お、これは!!」と感じる何かが見つかりますよ。



昆虫の巧みさに学ぶ

 フタホシコオロギの衝突回避行動を解析し、自律移動ロボットの衝突回避システムに応用する研究をしています。

 コオロギを始め昆虫は、中枢の神経細胞数が人間などに比べて遥かに少ないにも関わらず、適応的な衝突回避行動を取ります。そのため、外界の観測から回避行動までの一連の流れを、非常に無駄のない、合理的な枠組みで行っているのではないか・・・その点を調べて、ロボットの衝突回避アルゴリズムに応用するのが、修士課程での私の研究です。

実験に使うコオロギは、全て研究室で飼育しています。


幅広い知識が学べる環境

 機械Bで学んで分かったこと、それはロボットを作るためには非常に幅広い知識が必要だということです。

 ロボット本体を作るには、少なくとも力学、材料、熱や機械設計、そして回路やメカトロニクスの知識が必要になります。また、ロボットを動かすためには、様々な処理をプログラムすることが必要になります。

 
これらの幅広い知識を、機械Bでは全て学ぶことができます。座学で基礎を学び、様々な演習を通して自分で扱える知識とする。非常にやりがいのあるカリキュラムになっていると思います。当然分からない所も出てきますが、そこは優秀な仲間と互いに教えあったり、教員や先輩方に尋ねることで解決できます。

 
余談ですが、機械や情報について幅広く学んでおくと、研究ではもちろん、就職でも役に立つかもしれません(笑)



本棚も、ロボットと生物が混在しています。


ロボットに加え、修士では生物も

 学部時代はロボットを中心に勉強していましたが、修士では生物についても学んでいます。

 現在私が所属している神崎・高橋研究室では、生物の行動や脳神経系に関する研究が行われています。これまで触れたことのない分野ですが、研究室の皆様に教わりながら、日々生物、特に昆虫の適応性について楽しく学んでいます。

 
機械Bには、この他にも様々な研究室があります。どのような研究室があるのか調べてみるのも、進学振り分けの参考になって良いのではないでしょうか。