画像情報を手がかりにして機械に人間の理解を。


金子 卓弘 (2010 年度機械B進学 佐藤・下坂 研究室所属 修士課程 1年)

ひとこと

進学振り分けは選択肢が多すぎて、一つに絞るのはなかなか難しいと思います。逆に言えば、自分の「やりたい事」を見極めるいい機会です。時には情報を集め、時には相談し、時には悩むことで、徹底的に自分を見つめ直してみて下さい。その中で、「これだ!!」というものが1つでも見つかれば、自分の中の軸が定まり、楽しくて充実した研究生活を送ることができると思います。





画像情報を手がかりに人間の行動を理解する

 人間が今、何をしているか。人であれば、「目」を通して見て「脳」で考えることで、この問いに簡単に答えることができます。では、ロボットの場合はどうでしょうか。目として何を使うか。脳(コンピュータ)でどのような処理を行うか。考慮しなければならないことは山のようにあります。私はこの問いに答えるために、カメラを用いて撮影した画像に統計的処理手法を適用するというアプローチを取っています。具体的には、コンピュータに大量の画像を見せて、学習させることで、未知の画像に対しても「理解できる」機械の実現を目指しています。

経験豊かな先輩の指導を直接受けられるのも研究室の魅力です。


ソフトからハードまで

 機械Bの強みは、ソフトからハードまで多様な分野でプロフェッショナルな人がいて、幅広いアドバイスをもらえる点です。私は学部4年の時から、佐藤・下坂研究室(協調知能システム研究室)に所属していますが、「協調して機能する知的システム実現」という大きなテーマの下、様々な切り口から研究している人がいます。例えば、人と共生するロボットシステムの開発、ライフログの取得、統計的行動解析手法の研究など多岐に渡り、このような多様なバックグラウンドを持った方々と時には議論し、時には切磋琢磨することで、充実した研究生活を送っています。自分の「引き出し」を増やしたい人にはオススメの学科です。


たまにはお茶でリフレッシュ。


よく学び、よく遊ぶ

 「朝から晩まで研究室に拘束されるか?」と言われると、答えは「No」です。いわゆるコアタイムと呼ばれる時間は週一回の研究相談会と輪講+アルファであり、それ以外の時間は自由に使うことができます。一日中研究漬けの生活を送ることも可能ですし、たまには朝ゆっくりして昼から行くこともできます。各人が自分のペースに合わせた研究生活を送ることができます。私は、研究するときは研究に専念し、他の時間は思いっきり遊ぶ(例えば、昼休みには機械系の同期とサッカーをしたり、週末にはサークルに行き茶道をしたりなど)という「よく学び、よく遊ぶ」ライフスタイルを取り入れています。リフレッシュして頭を一回リセットすることで、いいアイディアが思い浮かぶこともよくあります。