私たち人間は普段の生活で新しいものや珍しいものを見つけたときに、これはなんだろう？と興味を持ってその対象のことをもっとよく知ろうとします。私は、この「これはなんだろう？」という感覚が人間の賢さの源になっているのではないかと考え、機械でこれを実現することを目指して研究を行なっています。

　私の所属している研究室は自由な雰囲気で、学生一人一人が自分で研究テーマを選ぶため非常に多様性に富んだテーマで研究が行われています。研究会と部屋ミーティングがそれぞれ週に一回ある以外にコアタイムはなく、研究を進めつつ、興味のある授業に出席したり、趣味のバンドサークルの練習に参加したりと、充実した生活を送っています。